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Message看護部長メッセージ

回復期看護を極める

当院は、リハビリテーション医療を通じて、患者さまと共に「一人ひとり価値ある人生を創る」ことを使命とした、回復期リハビリテーション専門病院です。急性期治療を終えた患者さまとじっくり関わりながら、「家」で生活できるようになるまでのプロセスに働きかけ、生活の質の向上を目指した支援を行っています。
重い障がいから人生を立て直すことは、決して容易なことではありません。精神的な辛さは想像を絶するものです。そんな時、「辛いなら辛いと言ってもいい。泣いたっていい。私でよかったら、話を聞きますよ」と、常に患者さまに向き合い、寄り添うことが、私たちチームの役目です。リハビリに集中できる“入院”という環境の中で、障がいを受け入れて前向きになっていただく。そのためのケアや、ADL自立への反復訓練、そしてご家族を含めた生活指導に携わっていく。回復期看護とは、患者さまとその方を支える全ての方に、笑顔を咲かせる看護なのです。

偕行会リハビリテーション病院 看護部長 髙野　弓