慢性腎臓病(CKD)患者数は日本国内に1,330万人(成人の8人に1人)*¹、世界で9.1%*²が罹患しているとされ、年々増加傾向にある注意が必要な病気です。慢性腎臓病(CKD)は腎臓の機能が低下したり、たんぱく尿などの腎臓の異常が続いたりする病気ですが、初期はあまり症状が現れず、自覚しにくいことが特徴です。
気づかず症状が進むと、透析治療や腎移植が必要となるリスクが高まり、心臓病や脳卒中を発症する危険性も高まると言われています。
※1 日本腎臓学会 CKD診療ガイド2012
※2 Global Burden of Diseases, Injuries, and Risk Factors Study 2017
本プログラムは、3月第2木曜日(2022年3月10日)の「世界腎臓デー*」に合わせ、世界的に注目の集まる「腎臓」について、その働きから腎臓病の予防、透析治療の最前線にいたるまで、分かりやすく豊富なセミナーを計4日間にわたりオンライン配信します。
名古屋大学大学院医学系研究科 病態内科学講座 腎臓内科 丸山彰一 教授を大会長に迎え、日本国内はもとよりインドネシアや中国など海外の医療機関からも各国の腎臓治療・透析の情報発信をいたします。
※ 世界腎臓デー…国際腎臓学会(ISN)と腎臓財団国際連合(IFKF)により制定