いのちをささえる
医療の使命とは、人の尊厳の基礎となる「いのちと健康」を守ることです。その重要なミッションを果たすためには、医療技術の向上はもちろん、豊かな財政基盤を持続的に確立することが重要です。患者様のいのちを明日につなぐためには、私たちも健全なる経営を明日につないでいかなければなりません。そして、豊かな利益を、次なる技術革新のために、有能なスタッフの雇用のために、新たなる事業展開のために再投資することで、最高レベルの質の高い医療を持続的に提供することができるのです。
医療は人のマネジメントと財のマネジメントの両立がなければよい医療は勝ち取れません。そのためにはデイリーイノベーションが常に要求されます。
日本は人口減少時代を迎えますが、医療ではマーケットが縮小することを意味します。そのため医療の世界でも海外からのインバウンドの患者を迎える必要が生まれています。そのために常に新しい技術を導入しています。
偕行会グループには、これまで透析医療をはじめ特定の分野で、世界でも高い評価を得ている実績があります。医療機関としての規模はそれほど大きくないですが、世界に通用する強みがあると自負しています。今後は、日本はもちろん世界も視野に入れ、グローバルでも競争できる医療をめざして積極的に取り組んでいきたいと考えています。
そして、今日の日本の大きな医療課題である「悪性腫瘍の診断・治療」と「認知症の治療・介護」の2つの分野に対し、偕行会グループは一層資源を投入し国民の要求に応えていきたいと思います。