外来・訪問診療のご案内

眼科外来

人間は8割以上の情報について視覚を通して得ていると言われており、眼の病気などによって視覚からの情報が得られなくなると、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。
眼科外来では、白内障や緑内障、ドライアイ、糖尿病性網膜症、加齢黄斑変性症など眼の疾患全般の診療を行っています。患者様の希望を汲みつつ、時期を逸しない範囲で常にベストな選択ができるよう心掛けています。また、偕行会グループ内外の透析患者様の眼科疾患にも対応しています。

診療の様子

診療日時

月曜日~金曜日


午前

午前 外来(三井) 外来(三井) 外来(三井) 外来(三井) 外来(坂本)
午後 検査 ・ 処置 手術 検査 ・ 処置 検査 ・ 処置 検査
医療器具

眼圧検査

医療器具

眼圧検査

白内障

白内障とは、水晶体が濁って視力が下がる病気で、外傷やアトピー性皮膚炎などでもおこりますが加齢によるものがほとんどです。水晶体とは目の中でカメラのレンズにあたる働きをする組織で、外からの光を集めてピントを合わせる機能を持っています。通常は透明ですが、白内障で濁ってしまうと眼のかすみや視力低下といった症状があらわれます。濁ってしまった水晶体は目薬や飲み薬等で透明にすることはできないため、視力の回復には手術が必要になります。手術は通常10分~15分ほどで、濁った水晶体を取り、代わりとなる人工のレンズを選択し、日帰りもしくは1泊2日・2泊3日で行っております。また、透析患者様も入院して手術を受けていただくことが可能です。
〈手術日時〉火曜日 午後

緑内障

緑内障は眼の視神経に障害がおき、視野が少しずつ欠けて見えにくくなる病気です。一度見えにくくなった視野は治療をしても元には戻りません。緑内障の有病率は、40歳以上の20人に1人、70歳以上では10人に1人と言われています。しかしながら、その高い有病率にも関わらず初期には自覚症状が無いため、気がついた時にはかなり進行している場合があります。緑内障は失明原因の第一位に上がる疾患であり早期発見が重要ですので、40歳を過ぎたら定期的な眼科検診をお勧めします。当院では、早期発見に努め年齢や眼圧、視野の状態等を考慮し最善の治療が選択できるよう心掛けています。

糖尿病性網膜症

糖尿病性網膜症は、糖尿病により眼の血管が損なわれる病気で、糖尿病の三大合併症の一つとして有名であり、最悪の場合、それが原因で失明に至ることがあります。糖尿病性網膜症は、症状が出てきた時にはかなり進行していることが多いため、糖尿病と診断されたら眼の異常がなくても年に1度は眼科で眼底検査を受けましょう。また、視力を失わないためにも適切な時期に検査・治療を行うことが大切です。当院では、院内で連携し糖尿病の診療が可能です。

加齢黄斑変性症(かれいおうはんへんせいしょう)

加齢黄斑変性症とは、加齢によって黄斑(網膜中心部にある視力に最も影響する部位)に変性が生じ視界のゆがみ、視力障害が起こる病気です。日本での失明原因の第4位となっています。病型によって治療の方法が異なりますが、早期発見が重要です。当院では、名古屋市立大学病院と連携を取りながら、病型にあった最適な治療を行うよう心掛けています。また、暮らしの中の心掛けが予防につながります。例えば、禁煙や紫外線カット、食事のバランスはとても大切です。予防のために、大規模臨床試験の結果に基づいて有効性が証明されたサプリメントもありますので、気になる方は診察の際にご相談ください。

外来担当医師略歴

三井 あや

2001年~
広島大学病院眼科および関連病院勤務
2005年~
名古屋市立大学病院眼科および関連病院勤務

【資格】

日本眼科学会
眼科専門医

偕行会城西病院
診療予約センター

TEL
052-485-3737

月曜日から金曜日 8:30~17:00(祝日、年末年始12月30日~1月3日を除く)

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